日本都市計画学会メールニュース
日本都市計画学会メールニュース
No.1543 配信日:2013年1月25日
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■2013年度第1回都市環境デザインセミナーご案内
風景を使いこなすデザイン
忽那 裕樹さん(E-DESIGN)

日時:2013年2月22日(金)
   6時15分開場  6時30分開演  8時30分頃まで
場所:キャンパスポート大阪会議室
主催:都市環境デザイン会議関西ブロック
参加費:都市環境デザイン会議会員500円/会員外1000円/学生500円
    定員50名/申し込み先着順
・詳細&お申し込み
http://www.gakugei-pub.jp/judi/semina/s1302/index.htm

趣旨
 住まい訪れる人が、場所を楽しく使いこなしている状況。まちの魅力は、
その積み重ねから育まれてくるのだと思います。楽しく使いこなす姿は、そ
れぞれのライフスタイルを豊かにする活動ができ、つなげていける場に生ま
れてきます。身近な屋外環境やまちの広場や公園などのオープンスぺースは、
それらを支える大切な場所です。このような状況の中、ランドスケープ・デ
ザインは、多様な関わり方を求められています。人々の活動のベースとなる
「環境の器」の創出、使いこなす道具としてのデザイン、また、活動を支え
るしくみづくりまで様々です。
 今回は、E-DESIGNの仕事を通して、集合住宅、病院、大学キャンパス、公
園緑地から商業・オフィスの場で求められるデザイン、まちの使いこなしを
大きく連鎖する「水都大阪」の活動、また、屋外環境「おそと」を通してコ
ミュニティをつくる人達を知るプロジェクトなどを紹介します。自らのスタ
イルで場所を使いこなし、大切な人との時間を豊かにする。次世代の子供達
とも共有する場づくりも含め、多様化する風景づくりのあり方を考えるきっ
かけにしたいと思います。

忽那裕樹(くつなひろき)さん略歴
ランドスケープ・デザイナー。1966年大阪生まれ。国の内外を問わず、集合
住宅から病院、大学キャンパス、公園緑地、商業・オフィス等、幅広いプロ
ジェクトに関わっている。場所の使いこなしに視点をあて、眺めて美しく関
わって楽しい場所づくりを提案。デザインとまちづくりの活動を同時に展開
している。千里リハビリテーション病院、赤羽台団地(ともにGOOD DESIGN
賞受賞)、近畿大学「洗心の庭」(造園学会奨励賞受賞)など受賞多数。
NPO法人パブリックスタイル研究所理事長。ウェブマガジン「OSOTO」編集長
。 「水都大阪フェス」チーフディレクター。

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学芸出版社/前田裕資

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