日本都市計画学会メールニュース
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No.1555 配信日:2013年2月12日
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【経験の共有】震災復興・連続シンポジウム第5回(第25回ICUSオープンレクチャー)

「南三陸町の現状と課題:市民目線から」

被災集落では,順次,防災集団移転事業等の事業決定が進み,復興・再生にむけて次
のフェーズに入りつつある.復興計画策定以降,粛々と行政手続きが進む中,市民レ
ベルでは今後の地域づくりの担い手が現れ,復興まちづくりに向けた多様な取り組み
が現れている.その動きは,次の時代の地域づくりの先行モデルにつながるであろ
う.
第5回【経験の共有】震災復興・連続シンポジウムは,市民に焦点をあてる.宮城県
南三陸町から4名の方を招き,市民目線から南三陸町の復興の現状と課題について
語っていただき,現状を共有した上で,今後の復興まちづくりの方向性について議論
を深める.各地で進められている市民レベルの復興まちづくりにむけた議論,その中
での悩み,新たな試みを被災地全体で共有することによって,新たな工夫を生み出す
契機となることを期待する.
※【経験の共有】震災復興・連続シンポジウムは,2012年度より東京大学生産技術研
究所ICUSと日本都市計画家協会が共同主催で開催しています.

《開催概要》
■日 時:平成25年3月24日(日) 10:00〜13:00 (9:30開場)
■会 場:東京大学・駒場リサーチキャンパス(東京大学生産技術研究所)
 An棟 301/302大会議室
  (地図:http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/access.html)
■主 催:東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
特定非営利活動法人 日本都市計画家協会
■入場無料、要申し込み  
《プログラム》
1.趣旨説明 加藤孝明(東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究セン
ター 准教授)

2.パネルディスカッション・意見交換
コーディネーター:渡辺喜代美(広域ゼロメートル市街地研究会,ア!安全快適街づ
くり)
コーディネーター:高鍋剛(NPO都市計画家協会理事)
・小野寺寛:南三陸町 すばらしい歌津をつくる協議会 会長
・後藤一磨:南三陸町 宮城大学「地域連携センター」復興まちづくり推進員
・佐藤徳郎:南三陸町 仮設中瀬町自治会長・集落全員同行避難仮設入居実践の区長
・内海明美:南三陸町 仮設田尻畑自治会長・「ガレキの中にできたカフェ」の担い

※冒頭に南三陸町の復興の現状についての説明あり.

3.閉会挨拶  渡会清治(NPO日本都市計画家協会副会長)

《問合わせ・申し込み》
申込み・問い合わせ:吉本英子(東大生研ICUS) E-mail:
yosimoto@iis.u-tokyo.ac.jp
TEL:03-5452-6472,FAX: 03-5452-6476