日本都市計画学会メールニュース
日本都市計画学会メールニュース
No.1584 配信日:2013年3月11日
====================================
■2013年学芸セミナー
モロッコの歴史都市 フェスの保全と近代化
松原 康介さん

 都市計画とは、近代とは?
 都市の保全と近代化を巡る人間の営みのあり方を考えます

日時 2013年3月29日(金曜日)18:00開場、18:30〜20:30
場所 京都/学芸出版社3階ホール
会費 1000円 (定員30名/申し込み先着順) 終了後懇親会(実費)
主催 学芸出版社
共催 地中海アーバニズム研究会(日本都市計画学会共同研究組織)会、
   京都大学院人間・環境学研究科中嶋研究室
報告 松原康介(筑波大学) コメント 松本裕(大阪産業大学)
詳細
http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1303matu/index.htm

<松原さんのメッセージ>
 北アフリカ・モロッコには、古い建築と街並みを残す都市が多く残ってい
ます。
 なかでも旧都フェスには、「迷路的」とも呼ばれる複雑な旧市街(メディ
ナ)が1千数百年の歴史を超えて鎮座する一方で、フランスのエスプリに満
ちた新市街(ヴィル・ヌーベル)が建設され、さらにその外殻にはCIAMモロッ
コによって計画された郊外地(ヌーベル・メディナ)が形成され、現在も変
容を続けています。
 そこで本セミナーでは、歴史都市の空間構成ばかりでなく、フランス植民
地時代の都市計画、独立期の急激な空間のカスタマイズ、さらにはユネスコ
や世界銀行といった国際機関による世界遺産保全といった、20世紀の都市
計画史を彩る様々な断片をご紹介し、都市の保全と近代化を巡る人間の営み
のあり方を考えたいと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

**************************************************
学芸出版社/前田裕資

京都市下京区木津屋橋通西洞院東入
TEL 075-342-2600 FAX 075-342-2605