日本都市計画学会メールニュース
日本都市計画学会メールニュース
No.1625 配信日:2013年5月13日
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■2013年度 第21回都市環境デザインフォーラム・関西
      都市環境のコンバージョン
      残すもの、変えるもの、そのシカケとは
     5.25/大阪

 都市環境は既存の環境の上になんからの行為が加えられ、積み重なり形成されます。
 一方、再開発や再生、復興という言葉にイメージ、あるいは期待されるのは、必ずしも既存の環境の延長線上にあるのではなく、別のすがたかもしれません。
 既存の建物に新たな命を吹き込むコンバージョンというアクションがありますが、都市環境のコンバージョンとはどのようなあり方でしょうか。
 その地の都市環境にとって、大切なもの、骨格となるものを残し、まちの輝きを取り戻す手法、ここでは、それを都市環境のコンバージョンと仮に定義し、そのあり方を探りたいと考えました。
 「都市の文脈を継承する」「○○をモチーフとして・・・」等は、もしかしたら、われわれ専門家が、自身のプランや合意形成に向けた説明、あるいは商業主義的な目的達成のために、ご都合主義的に使っている陳腐な決め台詞なのかもしれません。
 いいすぎだろうか。
 本フォーラムでは、多様なフィールドに関わるパネラーからの「都市環境のコンバージョン論」をヒントに、参加者のみなさんと議論を試みます。
 職能のあり方を探る場でもあります。活発なご意見のもと進めましょう。是非、ご参加ください。
                     フォーラム委員長 山本一馬

・日時:5月25日(土) 14:00〜17:00
・場所:キャンパスポート大阪ルームD+E(大阪駅前第2ビル4階)
・参加費:都市環境デザイン会議会員無料/会員外1000円/学生500円
     定員80名、先着順
・終了後懇親会準備中・3000円程度、当日実費精算

<フォーラムプログラム>
13:00〜 都市環境デザイン会議関西ブロック総会(会員のみ)
     13時40分以降フォーラム受付は行なっています
14:00〜 開会・趣旨説明
     山本一馬(2012JUDI 関西フォーラム委員長(街角企画))
14:10〜 フィールド、プロジェクトからの問題提起
 1.岐阜での都市環境デザイン、とりわけ歴史的環境のコンバージョンを
   めぐる2つのフィールド・プロジェクトの報告
   柳田良造(JUDI中部 岐阜市立女子短期大学)
 2.旭川買物公園の報告(※)
   酒本宏(JUDI北海道 株式会社 KITABA)
 3.京都市屋外広告の報告(※)
   中村伸之(JUDI関西 有限会社ランドデザイン)
 4.地震や津波による被害からの海辺集落の復興 淡路島からの報告(※)
   柴田祐(JUDI関西 熊本県立大学環境共生学部)
   ※2012年度JUDIプロジェクトとして取り組んだ内容の一部を発表し
    ます。
15:20〜 パネルディスカッション
 コーディネーター 山本一馬
 パネラー 柳田良造、酒本宏、中村伸之、柴田祐
16:40〜 総括
17:00〜 閉会
18:00〜 懇親会(3,000円/人程度)
詳細はこちら
http://www.gakugei-pub.jp/judi/forum/forum21/index.htm