日本都市計画学会メールニュース
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No.1631 配信日:2013年5月16日
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平成25年度全国大会 公開シンポジウムのご案内

テーマ:つなげる里山・里海、そして次世代の環境

趣 旨:里山や里海はすでにいろいろ語り尽くされている感があるが、東日本大震災を受けて、また迫り来るさらなる大地震はじめその他地球温暖化に伴う自然災害に備えて、あらためて自然と共生する安全な生産・生活環境のあり方を考える必要性がある。エネルギーの問題もしかりであり、将来にわたり安定した持続可能な環境づくりへと、里山や里海のつながりと、次世代へのつながりを考えてみることをここでのねらいとする。

日 時:平成25年5月25日(土)14:00〜16:30

会 場:千葉大学西千葉キャンパス けやき会館 大ホール(約300人収容)

参加費:無料 

プログラム:敬称略

基調講演 「森は海の恋人〜海と山のつながりの再生と次世代への継承」

畠山 重篤 氏(牡蠣養殖業、NPO法人森は海の恋人 理事長)

気仙沼での長年の「森は海の恋人」の活動等の業績で2012年に国連森林フォーラム「フォレスト・ヒーローズ」に選ばれた。エッセイスト、京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授。 2001年、『漁師さんの森づくり』で第48回産経児童出版文化賞JR賞・第50回小学館児童出版文化賞受賞。2004年、『日本〈汽水〉紀行』で第52回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。第46回吉川英治文化賞受賞。『鉄は魔法つかい』で第59回産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞。
パネル・ディスカッション

畠山 重篤(前掲)
根本 崇(野田市長) 
1992年より現職。「自然環境保護対策基本計画」を策定し、「野田市貴重な野生動植物の保護のための樹林地の保全に関する条例」を施行し、コウノトリが舞う地域づくりへと良好な自然環境や貴重な動植物の保護に尽力。

矢野 眞理(NPO法人谷田武西の原っぱと森の会・北総里山クラブ前事務局長)
千葉の里山・森づくりプロジェクトの一環として、千葉ニュータウン等の地域住民、市民団体・NPO、企業、行政等多様な主体が連携・協働する組織(北総里山会議)の事務局を運営し、白井市と印西市にまたがる谷田・武西地区が北総地域の自然との共生を考えるモデルとなるように、その保全と活用計画をまとめあげた。
コーディネーター 木下 勇(千葉大学大学院園芸学研究科教授 専門:地域計画)

主 催:公益社団法人日本造園学会

後 援:環境省,国土交通省,文化庁,千葉県,千葉市,(一社)日本公園緑地協会,(一社)ランドスケープコンサルタンツ協会,(一社)日本造園建設業協会,二葉会(千葉大学園芸学部)
連絡先:  公益社団法人 日本造園学会 事務局
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-20-11 造園会館6階
Tel: 03-5459-0515 Fax: 03-5459-0516 office@jila-zouen.org