日本都市計画学会メールニュース
日本都市計画学会メールニュース
No.1643 配信日:2013年5月31日
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7/1(月)
 ◎第7回まちづくりセミナー
【講師】  大阪市立大学大学院教授
      藤田(ふじた)忍(しのぶ)さん
【タイトル】 大阪の長屋再生まちづくり
【時間】 18:30−20:30
【場所】 豊中市立中央公民館 3階 視聴覚室
     大阪府豊中市曽根東町3−7−3
     (阪急曽根駅より東へ約300m)
【費用】 無料(要申込み)
     手話通訳あり。
     保育は1歳〜小学3年生、1人200円、
6/24(月)までに申込み。
【申込・問合せ】
     まちづくり総務室支援チーム:TEL 06−6858−2198
     または、市ホームページ(http://www.city.toyonaka.osaka.jp/)
     の「まちづくり支援」からでもお申し込み可能です。

【内容】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大阪市内には、平成22年現在、戦前からの長屋が約6,000棟残っており、その中には、狭い路地を囲み、緑が豊かな長屋街(以後、「長屋スポット」という。)が多くあります。一方で、それらのうちの少なくない住戸が空き家となり、所有者が手をこまねいているケースもあります。
 住宅、住宅地としての長屋スポットを再生していくためには、借家経営としての現実的な不動産モデルをつくり、それを悩める長屋所有者に広げていくことが重要です。古い長屋を資源(宝物)として捉え、改修することによって、若者に人気のお洒落な住居や店舗に生まれ変えさせることが、まちの活力向上につながる取り組みとなっています。
今回のセミナーでは、大阪市内における長屋の再生事例から、古い家屋を活かした地域のまちづくりや商業活性化の手法を学び、風情ある街並みの保存・継承、そのためのルールづくりを考えます。