日本都市計画学会メールニュース
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No.1652 配信日:2013年6月7日 ==================================== 早稲田まちづくりシンポジウム2013 都市・地域を眺める5つの視座 今世紀に入って、都市や地域の再定義がすすみ、都市・地域は多義的に重層し、かつ、極めて動的なものと解釈されている。すなわち、従来の土地利用のように、物理的空間に対する機能配置によって都市や地域へ介入するのではなく、物理的空間から社会的空間へ、City PlanningからSpatial Planningへ、社会基盤整備から社会関係資本の構築へ、計画対象も計画概念も、そして計画ツールさえも大きく変化している。 こうした背景のもと、『早稲田まちづくりシンポジウム2013』は、都市や地域を俯瞰する5つの視座の共有をこころみると同時に、新たな統合のための方法論の獲得を目論んでいる。そのため、5つの視座から論じる5つのセッションをシークェンシャルに配することとした。これらは独立して存在するものではなく、相互に補完関係をもち幾重にも複層しあっているもので、あたかも回遊式庭園を巡るがごとく、これらを編修的に統合することによって、ホログラムのように都市・地域の実体のすがたが私たちの眼前に浮かび上がるに違いない。 早稲田まちづくりシンポジウム2013実行委員長 後藤春彦 開催日時:2013年7月 7日(日) 会場 :早稲田大学国際会議場・井深記念ホール(東京都新宿区西早稲田1-20-14) 参加費 :一般¥3,000 / 早稲田都市計画フォーラム会員¥2,000 / 学生無料 申し込み:参加ご希望の方は下記ウェブまたはFAX にてお申し込み下さい http://www.toshiforum.arch.waseda.ac.jp/sympo.html FAX での申し込みは、氏名・連絡先・区分(会員/ 一般/ 学生)を記載の上03-3208-7288(担当:馬場)までお送り下さい 主催 :早稲田まちづくり国際シンポジウム2012 実行委員会/ 早稲田都市計画フォーラム/ 早稲田大学都市地域研究所 お問い合わせ:早稲田大学 創造理工学部 建築学科 後藤春彦研究室 〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1 55N-7F-09A TEL 03-5286-3289(担当:馬場) 《プログラム》 ※全体司会/インターバルコメント 田口太郎(徳島大学)、レミ・スコシマロ(トゥールーズ大学) 【09:30 趣旨説明】 後藤春彦(早稲田大学/早稲田まちづくりシンポジウム2013実行委員長) 【09:50 セッション1 文化的景域論 地域に息づく価値の気づきを育む】 パネリスト:佐藤大介(星野リゾート)、市来勇一郎(NPO法人atamista・machimori) コメンテーター:田邊寛子(まちひとこと総合計画室) コーディネーター三宅諭(岩手大学) 【11:00 セッション2 生態的地域論 地域文脈を受け継ぎ活かす】 パネリスト:真田純子(徳島大学)、上原佑貴(なんち屋) コメンテーター:鞍打大輔(日本上流文化圏研究所)、佐藤理江(メッツ研究所) コーディネーター:山崎義人(兵庫県立大学) 【12:00 総括セッション1(午前)】 コメンテーター:石川初(潟宴塔hスケープデザイン)、羽藤英二(東京大学)、村上佳代(早稲田大学) コーディネーター:後藤春彦(前掲) ===12:30-13:30 休憩=== 【13:30 セッション3 重層的都市論 都市にうごめく要素をつむぎなおす】 パネリスト:井庭崇(慶応義塾大学)、佐藤賢一(生業文化都市研究室) コメンテーター:時岡壮太(デキタ) コーディネーター:佐久間康富(大阪市立大学) 【14:40 セッション4 社会的空間論 街と人との変わりゆく関係をデザインする】 パネリスト:松井誠一(原宿表参道欅会)、今村ひろゆき(まちづくり会社ドラマチック) コメンテーター:前島一弥(オリックス)、渡辺勇太(第一生命保険梶j コーディネーター:佐藤宏亮(早稲田大学) 【16:00 セッション5 戦略的圏域論 周縁から都市圏再構築を展望する】 パネリスト:前田隆正(SOHO CITY みたか推進協議会)、住吉優(村式) コメンテーター:安斉真吾(外務省)、柳沼優樹(株歯堂) コーディネーター:山村崇(早稲田大学) 【17:00 総括セッション2(午後)】 コメンテーター:石川初(前掲)、羽藤英二(前掲)村上佳代(前掲) コーディネーター:後藤春彦(前掲) ====================================================== |