日本都市計画学会メールニュース
日本都市計画学会メールニュース
No.1679 配信日:2013年7月4日
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2013年学芸セミナー
横浜みなとみらい21にみるプロジェクト・マネジメント
            講師:岸田 比呂志 ゲスト:井口勝文

 開発面積186ha。高度成長のまっただ中で構想され、低成長の門口にたっ
た70年代に計画され、バブルとその崩壊のなかで建設が進められた「みなと
みらい21」。
 その成功の鍵は、時代の変化に柔軟に対応したマネジメントでした。
 この間、都市計画は、行政から民間へ、事業から戦略へ、インフラから上
物へ、プランニングからマネジメントへと大きくシフトしてきています。
 この大きな変化へどう対応すべきか。みなとみらい21のプロジェクトの
実際と、私自身も参画したエリアマネジメントの実践をお話しします。
 またゲストに大阪ビジネスパークOBPの開発等に携わられた井口勝文さん
をお招きし、会場の皆さまとともに考えたいと思います。(岸田比呂志)

日 時:2013年7月30日(火曜日)18:00開場、18:30〜20:30
場 所:京都/学芸出版社3階ホール
会 費:1000円 (定員40名/申し込み先着順)
懇親会:セミナー終了後、懇親会を準備中(実費、3000〜4000円程度)
主 催:学芸出版社
詳細&申込
http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1307kisi/index.htm

○岸田比呂志さん略歴
1945年千葉県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、東京大学工学
部大学院都市工学科修士課程で学ぶが、東大紛争で中退。1969年横浜市役所
に入る。土地利用計画、ニュータウン開発、市街地再開発、都市デザインな
ど街づくりの多分野を経験。都市計画局まちづくり法制等担当理事(都市計
画部長兼務)を最後に横浜市退職。2005年から4年間、株式会社横浜みなと
みらい21代表取締役専務として、みなとみらい21地区のエリアマネジメント
を指揮。2007年より早稲田大学芸術学校で「プロジェクト・マネジメント論」
を担当。2009年4月より国際連合大学高等研究所上席客員研究員。技術士
(建設部門)。著書に『安全と再生の都市づくり』(共著、学芸出版社、
1999)、『都市計画と地方分権』(共著、学芸出版社、2000)、『都市づく
り戦略とプロジェクト・マネジメント〜横浜みなとみらい21の挑戦 』(共
著、学芸出版社、2009)。

○井口勝文さん略歴
41年福岡県生まれ。九州大学工学部建築学科卒業、同大学院博士課程修了。
フィレンツェ大学留学(イタリア政府給費留学)。(株)竹中工務店、ジャン
カルロ・デ・カルロ都市建築設計事務所、(株)環境開発研究所を経て200
0年、INOPLΛS都市建築デザイン研究所設立、京都造形芸術大学教授(現在
客員教授)。著書に『都市環境デザイン』『都市のデザイン』『フィレンツェ
の秋』『イタリアの都市から学ぶ日本の小都市の可能性(まちづくり新書
008)』など。


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学芸出版社/前田裕資