日本都市計画学会メールニュース
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No.1683 配信日:2013年7月8日
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北海道の食と景観の地域づくりを考える@札幌(8.1)
                報告:染井順一郎、千葉俊輔

 ボルドーのワイン、パルマのハムなど、ヨーロッパでは「食と景観」を結
びつけ観光とも組み合わせた地域づくりが盛んです。日本でも北海道はその
先進地と言えるでしょう。
 人が手を入れ育てている北海道ならではの風景と食は、観光や産業おこし
の核となるだけではなく、文化の核であり、コミュニティの心です。
 本セミナーでは、『食と景観の地域づくり』をまとめられた染井順一郎氏
に、網走市・津別町など日本各地の取り組みや、フランス、イタリアなど各
国の仕組みをお話いただきます。
 また、はまなす財団の千葉俊輔さんにはフランスのテロワールという考え
方と、オホーツク地方での取り組みについてお話いただきます。
 食と景観、そして観光を結びつけた地域づくりを北海道でさらに進める方
法を、会場の皆さまとも議論したいと思います。

 13年8月1日(木曜日)17時開場、17時30分開演〜19時15分頃まで
 札 幌/紀伊國屋書店札幌本店1Fインナーガーデン
 会 費/無料、定員100名(先着順、当日参加可)
 主 催/紀伊國屋書店札幌本店 共 催/学芸出版社
 詳細
http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1308some/index.htm

○染井順一郎さん略歴
1960年千葉県生まれ。千葉大学園芸学部卒業。北海道開発庁、農林水産省、
外務省(在フィンランド日本大使館一等書記官)、国土交通省北海道開発局
開発監理部開発企画官を経て農業と栄養士&技術士として活動中。
バルト海(フィンランドを含む)における海洋及び周辺陸域の環境保全と農
業との関係について行った調査に基づき、網走川流域においてサーモンアク
ションプランを立ち上げ、サケを育む環境保全型農業による流域づくりを推
進している。
技術士(総合技術監理部門・農業部門)及び栄養士

○千葉俊輔さん略歴
1977年北海道大学法学部卒業とともに北海道電力(株)へ入社。1997年から5
年間、ノーステック財団にて「産業クラスター創造活動」に取り組む。その
後、総務部長、理事苫小牧支店長を歴任し、2009年、障害者特例子会社「(
株)ほくでんアソシエ」の社長に就任。2012年11月から公益財団法人はまな
す財団常務理事就任、現在に至る。