日本都市計画学会メールニュース
日本都市計画学会メールニュース
No.1768 配信日:2013年10月3日
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「都市空間のつくり方研究会」では、これまでの手法にとどまらない魅力的な都市空間の
つくられ方について、多様な主体の連携や協働、そこに携わる実践者たちの思いや葛藤
などを探る、若手の実務者、研究者、学生らによるグループワークを通じて、産・学・官・市
民等の交流のプラットフォームの形成を目指しています。

対話でつなぐ連続座論「都市空間のレシピ」では、毎回ひとつの空間を対象に、そこに携
わった方々をゲストにお招きし、その空間をつくる上での工夫や魅力について探っていきます。
シリーズ第2回目は、浮庭橋(大阪道頓堀川に架かる人道橋)を取り上げて、以下の通り
開催いたしますので、ぜひご参加ください。

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対話でつなぐ連続座論
「都市空間のレシピ」#2 浮庭橋:多様な想いをつなぐ架け橋
−水辺空間づくりのターニングポイント−
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道頓堀川を挟んで対面する湊町リバープレイスとキャナルテラス堀江を浮庭橋がつなぐ。
この界隈の水辺空間は水都大阪の中でも、特に人々を魅了するムードを持つ空間となって
います。バブル期以前からの長い都市再開発の歴史的経緯の中で、どのような主体がどの
ように関係しあいながら今のような空間を育んできたのか。
都市空間のレシピ#2では、開発と設計、行政と民間といった異なる立場から水辺空間づく
りに関わってこられた生嶋桂二氏、萩森薫氏、小松靖朋氏をゲストにお招きし、浮庭橋界隈
の水辺の魅力のつくり方を探っていきます。

■日時:2013年10月25日(金)18:30〜21:00
 ※18:10〜受付、21:30〜懇親会(別途会費制)

■会場:難波市民学習センター第2研修室
 (〒556-0017 大阪市浪速区湊町1丁目4番1号 OCATビル4階
地図:http://www.osakademanabu.com/namba/?page_id=1436)

■参加費:500円

■定員:40名(申し込み先着順)
※所属、氏名を明記の上、下記アドレスにメールにてお申し込みください
 toshitsuku@gmail.com

■プログラム
・18:10〜18:30 受付
・18:30〜18:45 趣旨説明
・18:45〜19:25 ダイアログ1:計画のプロセス
・19:25〜19:55 ダイアログ2:設計の工夫
・20:05〜20:50 クロストーク
・20:50〜21:00 まとめ
・21:30〜 懇親会(別途会費制)

■ゲストプロフィール
・生嶋圭二氏( 大阪市都市計画局 開発調整部 開発調整課)
1964年大阪市生まれ。京都大学工学部交通土木工学科卒業。1986年大阪市奉職。橋梁設
計、鉄道と道路との立体交差計画、大規模民間開発の開発調整業務などを担当。2012年よ
り現職。

・萩森薫氏( 株式会社日建設 設計部)
1978年東京都生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学大学院修了。
2003年日建設計入社以降、商業施設、文化施設等の設計に携わる。
淀屋橋山本ビル(2005年、日本建築学会作品選集・J I A 優秀建築選)、福山市まなびの館
ローズコム(2008年、日本建築学会作品選奨・J I A 中国建築大賞・日本建築士会連合会賞・
サスティナブル建築賞)、キャナルテラス堀江(2009年、J I A 優秀建築選・大阪都市景観建
築賞)、(仮称) 豊中市文化芸術センター(2016年竣工予定) などを担当。

・小松靖朋氏( 大阪市建設局 道路部 橋梁課)
1990年大阪市奉職後、主に河川構造物設計、鉄道と道路の立体交差計画、橋梁アセット
マネジメント等の業務に従事。直近では、橋上オープンカフェ社会実験や橋梁ライトアップ
などの都市魅力向上事業にも従事。技術士( 総合技術監理部門、建設部門)